風邪は万病のもと、とも言われますね。
風邪をバカにしてはいけませんが、少しくらいの熱やだるさならば、ちょっと休めば治るでしょうと考えてしまいます。
もうちょっと調子がわるいと、市販の薬(西洋薬)を服用して、様子を見ますね。
でも、なかなか治らない。そんな経験よくありませんか。
西洋薬は、風邪の初期でも長引いているときでも、同じ薬が処方されるようです。PL配合顆粒、抗アレルギー剤(鼻水がでるとき)、解熱剤(熱が高い時)
一方、漢方薬では、風邪の時期に応じて薬が異なるようです。
- 風邪のひき始め(少しぞくぞくして風邪っぽいかな):葛根湯、麻黄湯(体力のある人)、麻黄附子細辛湯(胃腸が弱い人)
- 症状が続くとき:柴胡桂枝湯、小青竜湯(鼻水やくしゃみがある)、麦門冬湯(咳がある)、香蘇散(胃腸虚弱な人)、補中益気湯(体力がおちたとき、疲れやだるさが抜けないとき)
風邪の時期に合わせて適切な漢方薬を飲んで、健康でいたいですね。
上記の情報は、2017年1月5,12日号の週刊文春の記事を参考にしています。